
2015年7月1日
「緊張するとたくさん汗が出る」「常に汗じみが気になって仕方ない」「大して暑い日でもないのに汗が止まらない」…こんな症状がある場合、もしかしたら「多汗症」という病気かもしれません。日常生活や社会生活に支障をきたすようであれば、かかりつけ医に相談してみましょう。

「多汗症」は、異常な量の汗をかく病気です。
人間の体は、体温を調節するため、または精神的な緊張やストレスが原因で汗をかきますが、多汗症はこのどちらの場合でも通常考えられないほどの量の汗をかき、それによって日常生活や社会生活に支障をきたしてしまう病気です。
原因や発汗する部位でいくつかの種類に分けることができます。
「原発性局所多汗症」は、多汗症のなかでも、厚生労働省の難治性疾患克服研究事業の研究奨励分野に指定されている病気です。
幼少期または思春期に発症し、手のひらや足の裏、脇の下などに多量の汗をかきます。その原因ははっきりとわかっていませんが、主に精神的な緊張やストレスが原因で汗をかく「精神性発汗」が、何らかの原因で過剰におこっているものと考えられています。
原発性局所多汗症は、耐えられないような痛みがあったり、命に関わるような重大な病気ではありません。しかし、原発性局所多汗症が原因で、うつ病などの精神的疾患を併発したり、日常生活・社会生活に支障をきたすこともあります。上記のような症状があれば、一度かかりつけ医や専門の医療機関に相談してみましょう。