2011年12月17日
冬季、乳幼児に急性胃腸炎を引き起こすロタウイルスへの感染を防ぐための経口生ワクチン「ロタリックス」が、2011年11月21日より、接種できるようになりました。任意の予防接種で、接種可能な時期も限られますので、接種をお考えの方は早めにご検討ください。
接種方法
1回あたり1.5mlの液体ワクチンを、27日以上の間隔を空けて、2回経口接種します。
※生後6週から接種可能です。遅くても24週までに2回目の接種を完了する必要があります。
ご注意ください
ロタリックスはヒブ(Hib)ワクチンや小児用肺炎球菌ワクチンとは同時接種できますが、BCGとロタリックスの両方を接種する場合は27日以上の間隔を空ける必要があります。
千葉市の場合は、生後4か月になると集団でBCGの予防接種がありますので、ロタリックスの接種をお考えの際は以下の予定で接種しましょう。
ロタリックスとBCGの接種スケジュール | |
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生後2か月以降 | 1回目のロタリックスを接種 |
1回目の接種から27日目以降 | 2回目のロタリックスを接種 |
2回目の接種から27日目以降 | 千葉市で行うBCGの集団接種 |
※現在、ロタウイルスそのものに有効な薬剤はありませんので予防接種によって予防することをおすすめします。
接種を希望する際は、かかりつけ医に相談してください。
2011年12月12日
終了しました。
千葉市医師会では、健康啓発活動の一環として平成24年1月に開催される千葉市最大のマラソンイベント、「第36回サンスポ千葉マリンマラソン」にブースを出展することとなりました。
当日は、千葉市医師会員の医師を中心とした、医療関係者がゴール会場付近にブースを設置し、さまざまな視点からの健康チェックや健康相談を実施します。マラソン参加者はもちろん、参加されない方にも健康に関するアドバイスを行っていますので、ぜひお気軽にブースにお立ち寄りください。
開催日 | 平成24年1月22日(日) |
場所 | JR海浜幕張駅 QVCマリンフィールド |
公式サイト |
2011年10月13日
今年度から、13歳未満のインフルエンザワクチンの一回あたりの接種量が増量されます。
接種回数は昨年度と同様2回で、接種間隔については2週間~4週間必要となります。
(4週間後に接種するのが効果的には一番良いとされています。)
なお、昨年度まで3つに分かれていた年齢の区分けが、今年度から生後6か月~3歳未満と3歳~13歳未満の2つになっています。
接種量が多くなったために接種の後、注射をしたところに痛みを感じたり、赤みや腫れが出ることがありますが、しばらくするとおさまりますのでご安心ください。
今年度 | |
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生後6ヶ月以上~3歳未満 | 0.25ml/回(接種間隔2~4週間で2回接種) |
3歳以上~13歳未満 | 0.5ml/回(接種間隔2~4週間で2回接種) |
13歳以上~ | 0.5ml/回(1回接種。または、接種間隔1~4週間で2回接種) |
※13歳以上につきましては、昨年度と同じ内容になります。
参考:昨年度まで | |
1歳未満 | 0.1ml/回(接種間隔1~4週間で2回接種) |
1歳以上~6歳未満 | 0.2ml/回(接種間隔1~4週間で2回接種) |
6歳以上~13歳未満 | 0.3ml/回(接種間隔1~4週間で2回接種) |
2011年10月4日
千葉市では、今年度(平成23年度)までインフルエンザ予防接種の案内と予診票を個別に郵送しておりましたが、来年度(平成24年度)から高齢者インフルエンザ予防接種の郵送での案内は廃止となります。
対象の方はご注意ください。
対象者: 65歳以上の皆さん及び、60歳以上65歳未満で特定の障害のある皆さん。
※新規に65歳到達する皆さんについては、当該年度に1度だけインフルエンザ予防接種の個別通知を発送します。
2011年9月21日
子宮頸がん予防ワクチンは、これまで2価ワクチン「サーバリックス」のみが助成の対象となっておりましたが、9月15日(木)より、4価ワクチン「ガーダシル」も助成の対象になります。なお、「サーバリックス」と「ガーダシル」については、一方のワクチンを接種後、もう一方のワクチンを接種することに対する安全性、免疫原性、有効性が確立されていないため、必ず同じワクチンで3回接種してください。
接種の途中で他のワクチンに切り替えた場合、助成の対象となりません。
「サーバリックス」と「ガーダシル」はいずれも子宮頸がんの予防効果があります。どちらを接種するかは、医療機関またはワクチン製造会社などに問い合わせて下さい。
お問い合わせ先(フリーダイヤル)
サーバリックス : 0120-561-007 / ガーダシル : 0120-024-964
2011年7月20日
子宮頸がん予防ワクチンの全国的な供給不足により、千葉市でも初回接種者への接種を差し控えていました。このたび、厚生労働省より通知があり、7月20日より中学1年生から中学3年生相当の年齢の女子への初回接種を再開することとなりました。
なお、高校2年生は6月10日より、高校1年生は7月10日より、すでに接種が再開されています。高校2年生相当の年齢の女子(平成6年4月2日~平成7年4月1日生まれ)については、平成23年9月30日までに1回目の接種を行った場合に限り、平成23年度の残りの接種も助成対象となります。
接種を希望される場合は、かかりつけ医またはお近くの医療機関にお問い合わせください。
2011年7月1日
終了しました。
麻しん・風しん予防接種の第1期・第2期に加え、平成20年度から平成24年度までの5年間に限り、第3期・第4期の予防接種が実施されます。
現在、第4期として高校3年生相当の年齢の方への接種を行っていますが、平成23年5月20日より、修学旅行等で海外に行く高校2年生相当の年齢の方でも第4期として接種することが可能となりました。
高校2年生相当の年齢で接種を希望する場合は、学校における対象者であることの証明、または学生証とスケジュール表など、海外渡航することがわかるものを医療機関の窓口に持参してください。
2011年7月1日
日本脳炎の予防接種は、接種後に重い病気にかかった事例をきっかけに、厚生労働省より積極的勧奨の差し控え勧告が通知され、千葉市でも平成17年度から平成21年度まで、予防接種の積極的な勧奨を控えていました。
その後、新たなワクチンが開発され、厚生労働省からの勧奨も再開されたことを受けて、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けることができます。
また、平成23年5月20日より、平成7年6月1日~平成19年4月1日生まれの方で接種機会を逃した方につき、20歳になるまでの間、不足回数分を公費で接種することが可能になりました。
2011年4月18日
小児用肺炎球菌ワクチンおよびヒブワクチンの同時接種後、複数の死亡例が報告されたことを受け、同ワクチンの接種を一時的に見合わせていました。しかし、3月24日に行われた専門家の会議で安全性の上で懸念はないと判断されたため、4月1日から接種が再開されました。
2011年4月18日
子宮頸がん予防ワクチンは、現在全国的に供給が不足しており、医療機関での初回接種の予約が取れなくなっています。ワクチン接種の全額助成が開始された影響で需要が急増し、製造が追いつかないためです。このため、当初ワクチン接種の助成対象者は当時中学1年生から高校1年生の女子としていましたが、平成23年3月末までに1回目の接種を行えなかった当時高校1年生の女子については、平成23年4月以降に1回目の接種を行った場合でも助成対象とすることが決定しています。
なお、同ワクチンは半年以内に計3回の接種が必要なため、すでに接種を開始した方へ優先的にワクチンを供給しています。