2013年2月13日
花粉症は花粉が原因で引き起こされるアレルギー疾患の総称です。主にくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が起こるアレルギー性鼻炎と、目のかゆみや流涙、充血などの症状が起こるアレルギー性結膜炎があります。
症状がひどいときには喉にかゆみを感じたり、せきが出たりすることもあります。また、鼻づまりから頭痛が起きたり、鼻や喉の炎症から微熱が出たり倦怠感を感じることもあります。
症状のあらわれる時期は人によって異なります。花粉が飛び始めると同時にすぐ発症する人もいれば、大量に飛散しない限り症状が出ない人もいます。症状の程度は花粉の飛散数によって変わります。花粉が大量に飛散すると症状も重症化します。飛散数が少ないと症状が軽い人もいます。
花粉症は、症状がひどいと会社や学校、家事などの日常生活にも支障がでることがあります。そのような状態に陥る前に医療機関を受診し、きちんとした治療を受けることが大切です。原因となる花粉の飛散が始まる前や、症状が出始めた直後に治療を開始すれば、重症化を抑えることができます。
そのほか、下記のような日常生活での細かいケアでその症状を軽くすることができます。
花粉情報のチェック | 花粉が飛散する時期は花粉情報をこまめにチェックし、飛散状況によっては外出を控え、窓や戸は極力あけないようにしましょう。 |
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外出時の注意点 | 外出時は、マスクやメガネを着用して花粉が侵入するのをできるだけ防ぎましょう。また、花粉がつきやすい羊毛類の衣服は避け、綿やポリエステルなど、花粉がつきにくい素材の衣服を着用しましょう。 |
外出後の注意点 | 外から帰ってきたときは、まずは衣服や髪をよく払って、花粉を屋内に持ち込まないようにしましょう。また、手洗い・うがい・洗顔を習慣付けるようにしましょう。ただし、目や鼻を洗いすぎると逆に症状が悪化することもあるので注意が必要です。 |
喫煙 | タバコは粘膜を傷付けるので避けましょう。 |
その他 | バランスの良い食事を摂り、規則正しい生活を送りましょう。睡眠をたっぷりとり、疲れやストレスをためないことも重要です。 |