2013年9月5日
年をとると筋力や体力、骨量、バランス感覚の低下など、さまざまな身体機能が衰えてきます。それを自覚せずにスポーツを始めると、体がついていかず、けがをしたり体調不良を引き起こすことになります。まずは自分の体の状態を把握することが大切です。
特にメボタリックシンドロームや生活習慣病にかかっている方は、動脈硬化が進行していると命に関わることもあるので、スポーツを始める前に必ずかかりつけ医と相談してください。
スポーツをする前には準備運動、後には整理運動をすることも大切です。準備運動にはけがの予防だけでなく、血行を良くしたり呼吸量を増やして運動量を高め、体を徐々に慣らしていく効果があります。整理運動には疲労回復の促進や神経を休めるはたらきがあります。ゆっくりとストレッチやマッサージをしましょう。