2013年10月3日
花粉症は、花粉が鼻や口の中の粘膜に付着してアレルギー反応を起こし、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状があらわれます。秋は、季節の変わり目と重なるため、かぜと間違えて放置してしまう場合があるので注意しましょう。
また、春と異なり花粉の飛散情報がほとんど発表されません。風が強い日は外出を控える、窓を開けないなど、自分なりの予防対策を取るようにしましょう。
●関連ページ : 花粉症について
主にブタクサやヨモギ、カナムグラなどの雑草類が原因となります。春のスギ花粉などと比べると飛散距離が短いため、原因となる植物に近付かないことで症状を抑えることができます。主な生育場所は下記の通りです。
秋の花粉症の主な原因植物と生育場所
ブタクサ(キク科) | 道端や空き地、河川敷などに広く分布 |
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ヨモギ(キク科) | 平地から高山まで広く分布 |
カナムグラ(クワ科) | 道端や野原、堤防などに広く分布 |
ギョウギシバ(イネ科) | 道端、堤防、海辺などに育成 |
また、秋は花粉のほかにもダニ、蛾やユスリカ(蚊の一種)などの昆虫、カビなどが原因のアレルギー症状が出やすい季節です。原因がわからないときは、耳鼻科やアレルギー外来などを受診しましょう。