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今月の健康コラム

秋の花粉症について

2013年10月3日

「花粉症」といえば春のイメージがありますが、日本人の花粉症患者のうち、約15%は秋に花粉症を発症するといわれています。

かぜと間違えやすい、秋の花粉症

花粉症は、花粉が鼻や口の中の粘膜に付着してアレルギー反応を起こし、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状があらわれます。秋は、季節の変わり目と重なるため、かぜと間違えて放置してしまう場合があるので注意しましょう。
また、春と異なり花粉の飛散情報がほとんど発表されません。風が強い日は外出を控える、窓を開けないなど、自分なりの予防対策を取るようにしましょう。

●関連ページ : 花粉症について

秋の花粉症の原因

主にブタクサやヨモギ、カナムグラなどの雑草類が原因となります。春のスギ花粉などと比べると飛散距離が短いため、原因となる植物に近付かないことで症状を抑えることができます。主な生育場所は下記の通りです。

秋の花粉症の主な原因植物と生育場所

ブタクサ(キク科) 道端や空き地、河川敷などに広く分布
ヨモギ(キク科) 平地から高山まで広く分布
カナムグラ(クワ科) 道端や野原、堤防などに広く分布
ギョウギシバ(イネ科) 道端、堤防、海辺などに育成

また、秋は花粉のほかにもダニ、蛾やユスリカ(蚊の一種)などの昆虫、カビなどが原因のアレルギー症状が出やすい季節です。原因がわからないときは、耳鼻科やアレルギー外来などを受診しましょう。

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